Sunday, 21 January 2018

夏の夜長に読書?

前にブログに書いたと思いますが ここの数ヶ月は多忙な毎日です。
が・・・ここに来て また<本の虫>が騒ぎ出した~ぁのです(笑)。
夏は日が長くて夜長にならないのですが 老眼が始まっているわたしには自然光のもとで本を楽しめるのが嬉しいです^^

友だちAさんが本を貸してくれて 彼女は「まあ ふつうに面白いかなぁ~。」と曖昧なコメントと共に手渡してくれた本が ふつう以上に面白かったのです!!



有川 浩 (ありわか ひろ)著
女性小説家で(はじめは浩ひろしと読んで男性小説家と思っていました)イラストもユニークで読みやすさもあってあっという間に読み終えました。


登場人物の3人は還暦を迎える花の60歳(?)。彼らの周りでは「おじいさん」と年寄り扱いの枠に入れらて ジジイの箱に蹴りこまれてたまるか!とかつての悪がき3人組が自警団を結成。
剣道の達人・キヨ、柔道の達人・シゲ、頭脳派で機械いじりの達人・ノリ 。この3人が悪を斬る、痛快活劇です^^

ジジイと呼ぶな、おっさんと呼べ~!と恫喝する彼らに拍手喝采です。

日本ではこの「おっさんシリーズ」がTVドラマ化されて放映されたのようで ごらんになった方もいるのでは?(残念ながらわたしは見ていません)

この本を読み終わった後 調子にのってもっと何か面白い話が読みたくなり、わたしの私設図書コーナー(なーんていうほど大それたものではないのですが・・・ちょっと本棚が並んでいるだけです・笑)に足を運び 本選び・・・。

最近 すっかりご無沙汰していた 椎名 誠の本を選びました。
かなり古い本で 知り合いに中古本を数十冊もらったのですがそのまま本棚の中にうもれていました~。>_<:
週刊文春に書き始めた2ページコラム「赤マントシリーズ」で文庫化4作目です。




 この本は古い割にはかなり新鮮な感じがあって 「えっ?どの辺?」と言われると困るのですが、椎名 誠ファンならわかるあの椎名的文章表現と言うか・・・ものを説明するのにやたらと長く漢字が並んでいるのに難しくなく 笑えるところです(変な説明ですが)。

また あとがき で椎名誠自身が
毎度ばかなことをほざいているうちに このシリーズも4番目になった。
1冊目からこの本まで、書いてあることは殆ど人生になんの役に立たないことばかりなので 読む人もそのへんのことを考えて もうとことんなげやりで読んでもらいたい・・・。

と書き始めています。
そう わたしもそのひとりで<とことんなげやり>で読みました~(笑)。

久しぶりにただ笑える本に出会った感じがします。


以前は彼の本をたくさん読んでかなりはまっていましたが 浮気の虫が出て新しい作家の方へ目が行ってしまっていました。反省・・・

あまり深く考えずリラックスして笑えるもの(吉本のような) そんな本もいいものですね。

 *写真はGoogle imageより。

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