今日はちょっと硬いお話です。
坂東眞理子著 「女性の品格」
ずっとこの本が気になっていました。
やっと入手したのに なぜか手に入れるといつでも読めるとばかり のんびりとしていて・・・なんと 数年間も本棚に飾っているだけ~の私でした。
あまりまとまった時間が取れないため 毎日 少しずつ読みはじめ1ヶ月ほどもかかり読み終えました。
本を読むときは割りと一気に読み進める私にはとっても珍しい読み方です。
でも 少しずつ読んでも内容が心に染み入るような そんな本でした。
この本は 女性の品格 と言うよりは 人間としての品格を持つための指南本のような感じです。
本のはじめに 凛とした女性に
と言う項目でこう書かれています。
では 人間個人としての品格とは何でしょうか。
正義感、責任感、倫理観、誠実、友情、そして忍耐力、持続力、節制心があり判断力、決断力に富み、優しく思いやりがあるなどという美徳は、品格のある人間であるための重要な要素です。
また 自分の利益だけを追求しない、弱い人をいたわり助ける、強い人におもねらない、自分の受けた親切を恩返しするなどの行動規範は、どの宗教や道徳でも強調されています。
とあります。
私は常日頃 「品のある女性になりたい。」「品のある人として生活を送りたい」。と思っていました。単に「品」と一言ですませていましたが 「品」とつく言葉には以下の3つがあって どれも 人としてほしい要素です。
【品位】
人や事物にそなわっている気高さや上品さ。社会的地位の高さ。
【品格】
その人やその物に感じられる気高さや上品さ。気品。節操、見識などの立派さ。人間性。
【品性】
道徳的基準から見た、その人の性質。人格。
外見だけじゃなく 内面からにじみ出てくるような品位を感じさせる人、いますよね。
(私は 品格のある方といえば まさに 美智子上皇后を思い浮かべます。)
私も 人間個人としての品格のある人に少しでも近づけるようになりたいものです。
*本の写真はGoogle imageより。品位、品格、品性については <人生久語>からの引用です。
No comments:
Post a Comment