ここはどこ？わたしはだ～れ？

ニュージーランドに初めて訪れたのは　今から　ずいぶんと前、たぶん　30年近く前？になるでしょうか。僅か1ヶ月ほどの語学研修旅行でした。
あははっは　こんな風に書くとわたしの年齢がばればれかもね（苦笑）。

まだ　初々しい乙女のわたしは　初めての海外＝NZにただただおのぼりさんに。
わたしの故郷は＜郡や字＞が住所に付く　ど田舎ゆえ　実は　本場のネイティブの英語を聞くのは年に数えるほど・・・。

特に英語が好きとか得意と言う訳じゃなかったのに　若気のいたりで　一度は海外に出てみたい♪　と　ど田舎者のわたしも例外に漏れず思ったわけです。（笑）

とにかく　オークランド国際空港へ着陸体制に入った飛行機（エア・ニュージーランド）の窓から見下ろすと　緑一色のじゅうたんと白いぽつぽつとした羊たち～。
「やった～～～！！！」と心で叫びました。

その当時は　エア・ニュージーと言えど　成田からの直行便ではなく、フィージーで燃料給油と機体の整備などのために1時間の足止めでした。

飛行機は無事にオークランドにランディング！「うん　上手いぞ　パイロット！」
わくわく＾＾

しかし　わたしのわくわくモードにもちょっとかげりが・・・。

フライトアテンダントが両手に殺虫剤のような物を握り締めて、にこやかぁ～に 現れました。
わたし「？？？」
頭上の荷物入れの扉をすべて開け放ち　いよいよ　儀式が開始。
殺虫剤のようなそのスプレーを　シュ～～～～～～と噴射しつつ通路を歩いてくるのです。

酪農大国＝NZ にとって　他所の国からの害虫などはご法度！
徹底的に駆除しますよん。とアピールされているような気がしました。

それにも何にも　何だか　自分が虫になったような気分になったひと時でもありました（苦笑）。

まあ　わたしの経験ではこれ一回限りでしたが　ちょっと忘れられない思い出になりました。

人種のるつぼ　オークランドには　本当にさまざまな肌の色の人たちがいます。先に書いたように　日本人オンリーそれもど田舎出身のわたしには驚くことばかり＠０＠
サリーを着たインド人のお店の店員、ターバンを巻いたタクシードライバー、ラバラバを腰に巻いた通行人などなど　書き上げたら切がない。

NZ最大都市である　オークランド、そして　その中心地である銀座通りとも言われる　クィーンストリートを歩く人たちの髪の色、目の色、肌の色はさまざまで　「ここはどこ？わたしはだれ？」と　記憶喪失患者の如く　放心したわたしでした（苦笑）。　


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（Google Image　より）