久しぶりに目をしょぼしょぼさせてまで本にどっぷりと浸かっていました。(笑)
数年前に永年の近視を治すべく レーシックのオペを受けました。
アンビリーバブルなほど 見えるようになってとってもハッピーでしたが 今度は老眼が一気に進み、また ドライアイで悩むことになりました。
まあ それは事前にドクターの方から言われていたので心の準備はOKだったのですが・・・。
ドライアイになると文字通りに目がかさかさ~に乾いて見えずづらくなり辛いものです>_<;
以前は本当に本の虫でいつもどこでも本を持ち歩くほどでした。
今は 気に入った本に出会ったらなるべく日中の太陽光の下で本を読むようにしています。
「フィクションは作り物なのでいまいち感情導入ができない。」と思われる人がいます。
実はわたしも一時期そうでした。
読むのはいつも実用書などで その当時 英会話教室を開いていたせいもあり 英語の関連本ばかり読んでいましたね・(笑)。
でも 今は本を読むことによって いろいろな人の人生を一緒に体感したり、旅行記やエッセイ、果ては推理小説にいたるまで その舞台になっている場所に行ったような気分になれるので、とっても安上がりの机上の旅行もできます(大笑)。^0^
さて 今回 日本里帰り中は忙しくてまわりに本があるのに手を出せませんでした。
が、友だちからもらった本やわたしの誕生日にプレゼントしてくれた本。
日本に行く前に読み始めていた本などなど トータルで6冊を読み終えました。
先ず ずっと時間がなくてちゃんと腰をすえて読めなかった本の紹介です。
宮部美幸著 「ソロモンの偽証」です。
第一部から第三部までの大長編作品で一冊が710~740ページ以上あります。
3冊あるので全部読み終えるのに 2100ページ以上でした。Wow
宮部みゆきはわたしの大好きな作家の一人でもあるので いつか ちゃんと読みきりたいと思っていたので 達成できて本当に嬉しいです。
内容は・・・、
まだ 読まれていない方のためにもとっておいた方がいいでしょうか?
日本では映画やドラマ化されたようですね。
簡単にだけ紹介すると クリスマスイブの夜にある中学校の屋上からひとりの男子中学生が飛び降り自殺をしたらしい遺体が発見される・・・。果たして彼は自殺したのか?それとも他殺?事故死?
その真意は?
その事件にまつまわる人々のさまざまな人間模様を描いている作品。
そんな感じのストーリーです。
確かに 良い宮部作品には違いないのですが・・・。
以前 読んだ「模倣犯」も同じほどのボリュームのページ数でしたが 夜もちゃんと眠れないほど読むふけってしまうほどのものを感じませんでした。
左から、沼田まほかる著 「猫鳴り」、梨木香歩著 「西の魔女が死んだ」、是枝裕和・佐野 晶「そして父になる」 です。
左の2冊は里帰りをしたときに友だちMさんがプレゼントしてくれた本です。
NZまでの長旅のお供的な本にしようと思いましたが やっぱり時間が作れず家に着いてからゆっくりと読ませていただきました。
Mさん ありがとうございましたm(_ _)m
2冊ともとっても楽しませてもらいました。特に 「西の・・・」はおばあちゃんと孫娘のほのぼのとするシーンもありでよかったです^^
「そして・・・」は 日本に住んでいる友だちSさんが わたしの誕生日のプレゼントの一つにわざわざNZまで郵送してくれた一冊です♪♪
残念ながら わたしが日本の里帰りに出発した翌日にNZの自宅に届いたそうで 直ぐにわたしの手元には入らなかったのですが この荷物がわたしの帰りを1ヶ月以上待っていてくれたようで感激しちゃいました^0^;
Sさん!本当に毎年 ありがとうございます!!
この本は本当に家族のつながり 親子のつながりが 血なのか?それとも一緒に過ごした時間なのか?を痛いほど考えさせてくれる本です。
主演が福山雅治で 第66回カンヌ国際映画祭で 審査賞を受賞した作品でもあり 多くの方が映画を見に行ったと思うので内容はご存知でしょうね。
活字離れが問題になっている昨今ですが たまには じっくりと腰をすえて大好きなハーブティーでも飲み紙の感触を楽しみながら本を読んでみては?
TVやYoutubeなどの映像を見てばかりでなく 自分の頭の中で本を読み想像して作り上げる映像も とりわけ楽しいものです☆
*写真最初と最後の各2枚はGoogle imageより。
No comments:
Post a Comment